The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、ごきげんよう。ニョアである。

ココアンナ高原での楽しいピクニックは突然中止になった。
私が心地よい風を浴びながら高原で横になって気持ちよく寝ているところを
オスティヌスによって無理やり起されたからである。
話によると、どうやらZektbachが謎の集団に捕えらてしまったようなのだ。
(いつものことにゃ…怪しい詐欺まがいのセールスでもしてたんだろう)
私はオスティヌスから一通り話を聞くと再び横になった。

ん…何かあついにゃ…

大変だにゃ!尻尾に火がついてるにゃ!尻尾が火事だにゃ!大変だにゃ!
オスティヌスに助けを呼ぼうと振り返ると、なんと火をつけたのは彼女だった。
彼女は既に姿が不死鳥になっていたのだにゃ…こうなるとめんどくさいにゃ…。
私は無理やりオスティヌスに鷲掴みにされ、そのまま空へ飛び立ったのだ。
こうして楽しいピクニックは終わりを告げ、Zektbachを捕えた謎の集団の元へ行くことになった。

そんなわけで、今日は遥か上空より君たちの便りを読む事にしよう。

ニョア殿は書記40で、サンゴクシのことについてお答えになられていましたよね。
そして、センゴクジダイも流行していると。
私は、サンゴクシよりセンゴクジダイブームがやってきております。
そこでニョア殿。
センゴクジダイの武将では、どなたがお好きでしょうか?
(踊り子オキクより)


センゴクジダイとは所謂アヅチモモヤマジダイの事かにゃ?
好きな武将は色々いるが、アカゾナエで有名なイイナオマサは
戦上手なだけでなく私の友人がいるヒコネにゆかりがあるということで馴染みが深い。
他にもタカハシショウウンやカニヨシナガ、ムラカミヨシキヨなど大軍を打ち破る強い武将が好きにゃ。


最近自分の周りでは伝染病が発生していますが、
アリア・テ・ラリアには伝染病のような類のものは、過去流行したのでしょうか?
もしそのようなものがあった場合、どういった対処をとるのですか?
(煉瓦より)


アリア・テ・ラリアでは過去にノイグラード王国において大規模な伝染病が流行した事がある。
伝染病にかかった者は記憶と理性を失い、人とは思えぬ姿になっていった。
当時ノイグラード王国は大凶作に見舞われており、多くの国民が貧困にあえぎ国は非常に乱れていた。
国王は国民の不満のはけ口を疫病人に向けた。
疫病人こそ国を乱す魔を運ぶものだと。昨今の国の乱れは疫病人が発端にあるとした。
国民の間で魔物狩りと称した大規模な疫病人の捕獲が行われた。
疫病人は次々に捕えられ罵声を浴びながら次々に巨大な船に押し込められ
港町ロロからあてもない海へ流されていった。
しかし疫病の原因は自然のバランスが崩れ、食物連鎖の上で浄化作用を持つ昆虫が絶滅した事により
一部の階層が日常的に食べていた鳥類に毒が蓄積されるようになった事であり疫病人と凶作の関連性は無かった。
皮肉な事に、疫病人が居なくなったノイグラード王国は次の年には大豊作にみまわれ
国王の政策は賞賛され、王政の力は強まった。


ニョア様ご機嫌麗しゅう。私は只の猫で御座います。
実は今とても大変なことが我が町に襲い掛かって来ているようなのです。
ある日のことです、町を歩いていると白い布で顔を覆う不気味な人間たちが沢山居ました。
何でもそれがないと目に見えない敵にやられてしまうのだそうです。
そしてそれは、外の海からのものだ、と。
如何しましょうニョア様、助けてください。
街が救われたあかつきには我が町特産の品である
カツオブシを10箱お送りします。
町を、我が子を守る案を下さいませ。
(猫の蒼より)


君が見た人間達は目に見えない敵を防ぐ為に、別の目にみえない者に翻弄されている感があるにゃ。
その者の名は情報というにゃ。
白い布では敵は防げないのだ。
白い布は既に敵に侵入を許してもらった者が、他の者に広げない為のものであり
人々は情報という者に翻弄され、一様に白い布で顔を覆ってしまった。
そこには集団心理というものもあるにゃ。
ここを見ている諸君は、どんなことでも流されずに自分で答えを出すようにしてほしいにゃ!

では、今回はこの辺でさらばにゃ!

――――――――――――ニョアの手記 43 ――――――――――――

(2009.05.27)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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