The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、ごきげんよう。ニョアである。

謎の島の東岸に上陸した私とオスティヌスは、
海岸から森を抜け地平線にうっすら街らしきものが見える地点まで到達した。
ここまで、誰一人すれ違う者はおらずどうやらこの島は西端にある港街以外は利用されていない様である。
なんだつまんないにゃ…と思った瞬間に不意をつかれた。
『おい、そこの二本足で立つ怪しい猫!』
振り返ってみると立っているのは、いかにもな格好をした男であった。
か、海賊にゃ!しかも腕にあるタトゥーは悪名高いエルドラゴの紋章にゃ!
私はすかさず四足歩行に切り替え、腹をみせて喉を鳴らし偽計の術を行った。
『なんだ…ただの猫か。主人とハグれたのか?』
私は男の魚の匂いが効いた大きな手で撫でられ、不覚にも涎を垂らしてしまった。
『お前、お腹すいてんのか?よし、俺っちの家でカルカンサルミアッキ味をやるよ
 そっちの鳥はぷくっとしててうまそうだから焼き鳥にするか。』
私達は為すがままに男に抱えられて連れていかれる事となったのだが
逆にこの事は怪しまれず街に潜入するのには好都合である。
オスティヌスが焼き鳥という言葉で覚醒しそうなのを、なんとかなだめてついに男の家がある港街に潜入する事ができた。
どうやら、この島はトルトガと呼ばれ海賊エルドラゴの本拠地のようである。
街の人間の会話を盗み聞くと、エルドラゴはライバルである海賊アルビダ打倒の為に準備をしているみたいだ。
アルビダと言えば女首領が率いる義賊としても有名な海賊である。
もしかしたらゼクトバッハはアルビダの者と間違われて捕らわれたのかもしれない。
そんな推測を頭で男の腕の中で巡らせていると、突然男が立ち止った。
『おかしら!御苦労さまです!』
おかしらと呼ばれるその男は細身でおよそ海賊に似つかわしくない学者のようないでたちをしていた。
おかしらは私を凝視して怪訝そうな顔をした。
『その猫が着ている服はノイグラードの貴族衣装…どうしたのですか?この猫。』
『見回りに行ってたら焼き鳥と一緒にくさっぱらに落ちてたンです』
『ふむ…この猫は私が預かりましょう。貴方は船の整備に戻って下さい』
こうして、私達は今度はおかしらに連れていかれる事になった。
私はバレないように猫なで声をひたすら出した。

さて、おかしらに見つからないように君達の便りに今日も答えようではないか。

このページを開いたときに出てくるZektbachさまの一言に脱字を発見しました。
文化とは・・・の文章の最後の所で平仮名が抜けています。
訂正をお願いいたします。
(学院生コレムより)


御報告感謝するにゃ!
訂正しておいたにゃ。

ニョアさん、Zektbachさん、こんにちは。
質問があるのですが、Ristacciaはどなたが歌っているのでしょうか。
お1人で歌っているようにも、2人で歌っているようにも聞こえてきます。
ぜひ教えて下さい。
(魔道士とってぃより)


Ristacciaの歌は普段くらしっく音楽で活躍なさってるテノールの男性とソプラノの女性
二人による歌唱である。
よく聴くと後ろでコーラスが重なっているのだが、それもこのお二人によるものにゃ。

ノイグラードの王立図書館に司書として勤務するには
やはり特別な試験か、資格などが必要になるのですか?
もしかしたら普通の図書館のように何処か役所などに就職して、
偶然に配属されるものなのですか?
どうかお答えお願いします!
(学院生ちまきより)


書物は時に国を動かすほどの力を持っているので
そのような貴重な情報を管理している王立図書館の司書は高等国家資格が必要である。
高等国家資格の管理は原則として諮問機関であるアギオナが行っており
彼らの厳しい審査を通り抜ければ晴れて司書となれるにゃ。
ただ1つ例外があり、司書の席の1つは古来よりの司書家系が担っている。
なので、この司書家系の養子に入るか弟子入りして気に入られれば
司書になる事ができる事ありえるにゃ。

おかしらに見つかりそうなので、今日はこの辺でさらばにゃ!

――――――――――――ニョアの手記 46 ――――――――――――

(2009.06.24)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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