The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、ごきげんよう。ニョアである。

エルドラゴのおかしらベルナデット達と共に、逃げた幻術を使う老人~つまりはZektbachを
探索するニョアであったが、一向に足取りが掴めないままでいた。
しかし道中の会話の中で事の経緯が明白になってきたにゃ。
どうやらZektbachはマドゥーラに滞在していたらしい。
そこの酒場でエルドラゴ相手に自分を雇えばアルビダなど一捻りで、必ず最強の海賊にすると言い放ち
前金として100,000,000,000ガゼルを要求したみたいだにゃ。
舐められていると思い腹を立てた海賊がZektbachを襲ったのだが、なにやら幻術を使われて倒されたらしい。
ニョアは何故Zektbachが海賊エルドラゴなどに加担しようと突然思ったのか疑問だが
多分何も考えず単にガゼルが欲しかっただけなのであろう。
…いや、金が無く酒代すら払えなかったのかもしれない。
ともかく、Zektbachは直ぐにエルドラゴの荒くれ者達に取り囲まれ船牢に入れられた。
なぜかそこでは暴れもせずに大人しく従ったそうだにゃ。
エルドラゴのおかしらベルナデットはZektbachに非常に関心を持ち
本来なら仲間を倒された仕打ちとして重りを付けて海に沈める予定だったのだが
おかしらの一存で生かす事にされていたらしい。
Zektbachはベルナデットにアルビダの動向と作戦、船団の詳細、組織図などを教え
その度に莫大なガゼルを要求している。
ベルナデットは特に腹を立てたりはせず、ガゼルを与える代わりにアルビダ以外の質問も色々投げかけてみた。
驚いた事にZektbachは全て答えたのだ。生き別れて行方不明になった恋人の事すらも。

そんな中の今回の脱走である。ベルナデットも中途半端に謎を残したまま逃がすのは嫌であろう。
私もそこらかしこで他人からぼったくるのをいい加減やめてほしいと説教したい。
しかし足取り未だ掴めず、である。


そんな中、気分を切り替えてこっそりと君達の便りを読むのも一興だにゃ!

ふとした疑問なのですが例え文化や住む場所が違おうと、
世界の創造主が存在すると言う事は共通で信じられているわけですが、
アリア・テ・ラリアの世界にもそう言った存在は伝えられているのですか?
(魔道士黒猫より)


世界の創造主は空の彼方より来たというのがアリア・テ・ラリアで共通に信じられている事である。
しかしそれぞれの地域で解釈や信仰するものは違うにゃ。
ノイグラードはトリスアギオンはもともと創造主の持ち物であり我々を正しく導いてくれると考えているし
マシノワでは創造主は空から霊山に降り立ち神国マシノワを作ったと考えられていたし
古の巫女時代のナセム族は自分達はもともと創造主達の従者であり
儀式で創造主達を呼ぶことができる等という考え方である。

風の噂で「霧に包まれた村がある」という噂を聞き、
ガルキア大陸中を歩き回って探しているのですが、一向に見つかりません
一体どこにあるのでしょうか?もしや迷信やおとぎ話だったのでしょうか?
(詩人ペペロン・ティーニより)


霧に隠れた村の伝承はナセム族に古くから伝わる歌で唯一知る事ができる。
その歌の中に
まどわしの きりびかりは ころもとなりて
という記述がある。
これは霧が妖光を放ち決して部外者を惑わし村に立ち入れないと解釈できるにゃ。
この事から霧はおそらく氷霧の類であり、霧の発生条件やナセム族との関連を考えると
村の場所はイゼルニア山脈の山奥のどこかにあったのだろうと私は考えているにゃ。

私はここ数年毎年夏かぜを引くようになってしまいました…
原因は夏バテによるものだと思います。
そこで、ニョア殿はどうやって夏バテを解消してらっしゃるのですか?
参考にさせていただきたいと存じております。
(精霊ルナより)


夏バテの予防には必要以上に冷却魔法装置に頼らない事が重要だにゃ。
ニョア流夏バテの解消方法を以下に記しておくにゃ

1)ウイナーズ・ドリンクを作って飲む
(材料:果実酢・黒酢・ローヤルゼリー・ラタキアカクタス)
2)肉球の中心にあるツボを押す
3)涼しい場所を陣取りひたすら寝る

最近、リーデンブルグの研究員とやらから手紙を受け取ったんだが…
『私の研究のため、エンカムイに行きたいのだ、危険を承知で護衛をお願いしたい。報酬は弾もう』
なんて文章が書いていやがった。
エンカムイっていやぁ、昔魔人がどうとかって話を聞いた気がするんだが…
変なやつだなと思ったが、俺の海賊魂に火がついちまってな、行ってみようと思うんだが、
各地から伝書鳩が届き、良い情報源を持つニョア、お前さんにアドバイスを貰いたい。
エンカムイの情報を持っていたら教えてもらえないだろうか?
よろしく頼む。
(海賊つぐじろうより)


君達は非常に命知らずにゃ!でも、そういうのは嫌いじゃないにゃ。
エンカムイに入る為にはイドが施した封印を解かなければならない。
封印は非常に複雑な手順を踏んでいる上、全部解くにはサザラギが独自に研究した技術
について造詣が深くなければ無理であろう。
まずその技術を体系化してまとめた魔導書を手に入れるのが実に大変だ。
仮に君達が全てをくりあして封印を解いたとしても、その後どうなるかは全く未知である。
現在エンカムイの内部がどのような状態になっているか誰一人知るものがいないからだにゃ。

では、今回はこの辺でドロンにゃ!

――――――――――――ニョアの手記 48 ――――――――――――

(2009.07.08)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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