The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、アイスは一日一本までにゃ。

あまりに暑いのでエルドラゴの船倉にあったカルカンアイスバーを4本食べたらお腹壊したにゃ…。
ル・アビデどころじゃないのである。
私はおかしらの部屋でずっとずっと猫砂の上にいるのである。
おかしらも気を利かせてくれたのか、部屋を出てくれた。

遠くで騒ぎ声が聞こえるが、もはやそれどころではない。
私は何度も猫砂をいじり、アイスを呪い続けている。
アイスが美味しいからいけないのだ。私が食べ過ぎるのも必然である。
そんな自問自答を繰り返しているところ、突然荒くれ男が扉を空け入ってきた。

『なんだ、ノックもせず失敬だぞ君は!』

しまったにゃ…

つい人間語を喋ってしまったにゃ…

しかし男は何も言わずにバタッと前に倒れこんだ。
背中に大きな傷を負って唸っている。

部屋の外の騒ぎが次第に大きくなってきた。
これはただ事ではないと思い、私は猫砂に未練を残しながら部屋を出てみた。
甲板の上に上がって見ると、巨大な生物が荒くれ男達に襲いかかっている。
荒くれ男達の先頭には勇敢にもおかしらがサーベルを持って巨大生物と対峙している。

この巨大生物は…ル・アビデ近海のまれに現れるテトロアゲヘナである。
3つにわかれた魚の頭を持ち、巨大な牙で船の甲板を食らう姿は船食い竜、海のケルベロスとも呼ばれる。
おそらく海生物が何らかの影響で突然変異と独自進化したものであろうが
とてつもなく凶暴な上、3つの頭がそれぞれ高度に進化している脳を持っているのでとても厄介である。
過去何度も海賊船がこの海域で行方不明になっているのはこの生物のせいであろう。

私の華麗なる剣舞を持ってすれば一撃で倒せる相手なのだが、この場で騎士猫の姿を出してしまうと厄介な事になりそうにゃ。

さて、どうしたものか。

そんな中でも君達の便りに答えてゆくのは私が華麗である所以である。

こんにちは、ニョア。いつも楽しくを読んでいる。
ニョアの手記50回達成、心からお祝い申し上げる。
そこで、過去50回分の手記をまとめてみた。

ニョア・オスティヌス・ゼクトバッハへの質問・・・31回
アリア・テ・ラリアの地理?文化への質問・・・22回
歴史・神話や伝説に関する質問・・・9回
個人的な相談・・・46回
その他の質問・・・33回
質問数合計・・・・・141回
質問者の中で最も多かった職業
1位 学院生(22回)
2位 冒険者(17回)
3位 魔道士(16回)
4位 猫 (13回)
5位 騎士(11回)
【蛇足】
ニョアが「にゃ」といった回数・・・561回
(いや、なんでもない。気にしないでくれ。)
私がニョアの尻尾を引っ張った回数・・・99回
(学院生名無しより)

これは過去ニョアの手記第31回で29回分の集計してくれた方だにゃ。
今回も興味深い資料をありがとにゃ!
なるほど、どうやら私は個人的な相談が好きなようだにゃ。
「にゃ」といった回数が前回241回に比べ320回増えている。
これは過去のペースを大きく上回っていると見てとれるだろうが…多分気のせいだにゃ。

私がニョアの尻尾を引っ張った回数・・・99回

君は自重という言葉を知っているだろうか。
尻尾がいつまでも君の手の届くところにあると思ったら大間違いにゃ。
現時点で私自身が怒りの骨頂である。


ニョア殿こんにちは!
ノイ・ド・ラグニアに入団したいのですが、やっぱりお家柄が良くないと無理でしょうか?
あとファロ殿はえらく若いように見えますけど、隊長ということは相当な実力者なんですか?
是非とも教えて下さい!!
(騎士ブランより)

ノイグラード軍の構成は大きく王国騎士団と傭兵部隊に分かれる。
傭兵部隊は志願すれば誰でも入隊できるのだが
王国騎士団の入団は基本的に上位階級しかできない。
特例として高等騎士団以上の隊長の紹介によっても入団を認められているが
過去その特例で入団した人物は僅かしかいない。
ファロの父親はその一人で、もともとは闇階級に近い下層階級の出であったが
王国を大いに悩ます事件を鮮やかに解決した勲功により、特例で上位階級である聖騎士称号を認められた。
そんな父を持つファロは前ノイ・ド・ラグニア隊長アドフークに幼い頃よりかわいがられ二人は師弟関係であったのだ。
ファロの実力はというと、剣の腕は幼少の頃からアドフークと互角に戦える程であるので潜在能力はアドフークよりも上であろう。その他冷静で大胆な戦術眼、人を引き付ける統率力や自然科学への知識も持ち合わせる。
ただ、戦いだけをとると戦神であるシャムシールの強さには遠く及ばないにゃ。


今、最大の敵が私には居ます。
「シュクダイ」と言う怪物です。量が多く、普段から戦う
事の無い私はとても・・・敵いません。
助けてください!
(学院生ふーより)



+-----+
| たたかう |
| しらべる |
-> にげる |
| さくせん |
+-----+


では、今回はこの辺でさらばにゃ!

――――――――――――ニョアの手記 51 ――――――――――――

(2009.07.29)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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