The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、ごきげんよう。ニョアである。

先日ノイグラードの王都ノヴァリスタに立ち寄ったのだが
そろそろセリオス祭という事で、街の人々は忙しそうに準備をしていたにゃ。
セリオス祭はもともと儀式的な祭りなのだが
時代が経つにつれ、城下町ではさまざまな催しが考案され定着していき
もはやそれを目当てに遠くから足を運ぶ者も多くなってきている。
遠方から来た人々にセリオス祭といえば?と聞くと
仮装する人々や樹木のきらびやかな装飾、その日だけ振舞われる特有の料理を挙げる人が多い。
一方、王宮では大神官を中心に聖教会所属の者達が儀式の打ち合わせを入念に行っている。
王族や神官達にとっては、セリオス祭は単なるお祭りでなく
未だにとても重要な儀式という認識が強いのである。
セリオス祭当日、ニョアも王都に足を運んでみようかと思っているにゃ。

さて、今日も君達の便りを読んでいこうか。

はじめまして、こんにちは。
楽しく音楽と共に生活をしている者です。
Zektbach様の歌も、時々からおけなるところで(アカペラにて)歌っております。
さて…そんな音楽ばかりで戦いなんてモノを知らない私なのですが…
もうすぐ『きまつてすと』なる敵と戦わねばいけないのです。
お忙しいことでしょうが、どうぞ、一つ戦い方を教えてはいただけませんか?
(楽師ヴァレンタインより)

『きまつてすと』との戦いに悩まされる冒険者は多いことかと思う。
戦い方は基本的には『ちゅうかんてすと』と同様である。
睡魔ヒルネとの闘い、食魔ハヤベンとの闘い、
センセイがココテストニデルゾと詠唱を始めたら、すかさず記憶魔法を唱える等
ガッコウでの日頃の鍛練が正攻法であり高い勝因を導くやり方となっているのだが
なかなか完璧にこなすのは難しいにゃ。
多くの冒険者は戦いの前夜になって、ようやく、さて対策を練るかとなっているかと思う。
まずはそういう皆を一同集めて皆の力でなんとか倒し方を身につけるのが良いと思うにゃ。
そして戦闘開始ギリギリまでとにかく倒し方を見る、戦闘開始したらすぐに羊皮紙に倒し方を書き留めておく。
これで、なんとかなるはずにゃ!

はじめましてニョア様。つねづね手記を楽しく見させていただいてます。
ところで風の噂なのですが、ウチが住む国の南の地に”かるかん”と呼ばれる甘味があるそうです。
旅上手でカルカンにはうるさいとされるニョア様の舌に合うかどうか分かりませんが、
是非お試しあれ。強いては感想などいただけると嬉しいです
(詩人ベネより)

歩く特産品図鑑と定評のある私の記憶でーたを参照した結果
件の甘味はサツマという地域にあり、正式名称は「軽羹」。
米粉と山芋を材料に蒸して作った饅頭である。
私はまだ食した事は無いが、サツマに住む知りあいのサビ猫、サイゴウドンに聞いた所
『ふわりもっちもちでごわすにゃ!』という感想を頂いた。
今度サツマに立ち寄った際に私ももっちもちするでごわすにゃ!

ごきげんうるわしゅうニョア様
先日当社から発売されたカルカンバニラレバー味はもう食べられましたか?
まだのようでしたら次回発売予定のヨモギなめたけ味の試食会とあわせて
当社のほうへ試食に来られたらと思います。
ニョア様にお会いできることを楽しみに思って…?????…?
?、お、思っております。
(猫のフィロより)

光の速さでそちらに推参するにゃ!

では、今回はこの辺でさらばにゃ!

――――――――――――ニョアの手記 64 ――――――――――――

(2009.11.25)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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