The Epic of Zektbach

ニョアの手記

冒険者諸君、ごきげんよう。ニョアである。

因果律の変化の影響で、私の手記が君達の世界になかなか届きにくくなっている状況が続いている。
しかし私は頑張るにゃ!いつも読んで頂いている冒険者諸君の為に!

ところで冒険者諸君は携帯さいとの方もちぇっくして頂いているだろうか?
こちらはチャコルが独自の展開を次々にしているみたいなので
まだ訪問してない諸君は是非見て頂きたい。

http://bmf.i-revo.jp/zektbach/nyoa/chaco_1.html

さて、私は未だラタキア砂漠から出られず謎の解明をしているところなのだが
今日は神国マシノワについて話そうかと思っている。
それは、君達の世界にある魔法の箱からある男に関する調べが流れ出したと耳にしたからである!

まずは私の手元にあるマシノワ関連資料からマシノワについて、簡単にまとめてみよう。

神国マシノワ(B.C.182年-メリウス暦145年)

東方の大陸エジークに存在した古代国家。
エジークにはメリウス暦元年より前、いわばアリア・テ・ラリアでいう紀元前よりヒュミナ種が住んでいた。
彼らは紀元前(B.C.)350年頃から約100年余り続いた8つの種族による古代戦争には巻き込まれておらず
ミフシ山周辺山岳地帯のヤマジジン、ユナバル平原のカガチジンという2つの異なる文化圏が独自に存在していた。
ヤマジジンはエジークにそびえるアリア・テ・ラリアで一番高い山――ミフシ山を『オミフシサマ(御身不死様)』と信仰し、カガチジンはユナバル平原の南方の島に存在した古代遺跡と古くから関わりが深かった。
2つの文化圏は自ら決めた境界を離れずに長い間接触する事は無かったが、
ある時ヤマジジンの集落が大凶作にみまわれた時、歴史は動き出したのだ。
飢餓に悩む集落を代表し当時の巫女が神和(かんな)ぎを行ったところ、
――災厄の要因は『不浄なる者』の存在による。ケガレを清めずして生きる術なし――との神託を受けた。
これを受け、ヤマジジン達は不浄なる者を求めて山を降りた。
平野部でカガチジンの集落を見つけた巫女とヤマジジンの長は、
集落にいた者が全員背中に蛇のようなアザを持っているのを見てこれこそ『不浄なる者』達と烙印を押す。
事情を何も知らないカガチジン達は突然襲ってくるヤマジジンに為す術も無く、ただ従うしか生きる術はなかった。
ヤマジジンは自らの生きる術を遂行する為に強引にカガチジンを隷属させたのだ。
マシノワの歴史はここから始まった。
エジークの文化構造はこのヤマジジンという支配勢力とカガチジンという被支配勢力という構図からさらに複雑に細分化されていき、1つの大きな文化圏となっていった。
時は流れ紀元前182年、ユナバル平野にスイという都市が建設され神国マシノワが誕生した。
ヤマジジンの巫女の血筋は天神の血筋となり、その血をひくものは『天神の子』とされ国家の象徴となった。
その下には同じくヤマジジンの四つの家系による『四華族』という国の執政を行う者達がいた。
ヤマジジンの巫女が受けたオミフシサマの神託から始まった『ケガレとキヨメ』の構造は、
少しづつその意味合いを変えていき、マシノワ建国時にはもはや揺るぎないものとなっていた。
カガチジンは劣悪な環境の元に居住区を追いやられ、ヤマジジンの目のつかない所で
ヤマジジンが『汚穢・不浄』としたもの――主に死にまつわる仕事をさせられた。
(参考文献:『神国マシノワ』フレイザー著)


マシノワ建国までのあらましはざっとこんな感じにゃ。
ヤマジジンがカガチジンを一方的に支配したのは、彼らを酷く恐れていたからだと思う。
カガチジンには身体的な特徴だけでなく、因縁調伏と呼ばれる非常に強力な力を持っており、彼らは蛇神を使役したとも記述されている。
しかしそのような力を持っていながら、カガチジンは元々非常に温厚な性格で争い事というのを一切知らなかったらしい。
ヤマジジンはそれを知っていたのだろう。不当な扱いも長い時間をかけて正当化しこのような構造になったと思うにゃ。
邪術、憑依、使役…文献は非常におかるとちっくな記述がされているが
カガチジンは元々古代遺跡と生活に深い関わりがあったとなると…何やらそこには科学的な根拠がありそうだにゃ。

マシノワの話はまた続きを後日話す事にして、ここで君達の便りを紹介しようか。

はじめまして、ニョア様。
ところで、ここではよく使われている
「ガゼル」というお金の単位なのですが、
1ガゼル=いくらするのか教えてください。
(冒険者roanより)


君達の世界にある物をガゼルに変換してみた。
ここから推察したまえ。

カルカン1缶 約25ガゼル
マカロン1個 約40ガゼル
でぃーえすあいLL 約5000ガゼル
あいぱっど 約14580ガゼル~

ニョアさんこんにちは。
ニョアさんはボール遊びは好きですか?
我々は「ばらんすぼーる」という大きなボールに乗ってバランス感覚を鍛えているそうです。
ニョアさんにも一つ差し上げます。これでバランスを鍛えてみてはいかがですか?
(忍者ジョンより)


ありがとう。早速上に乗っかってみるにゃ!
バインバイン楽しいにゃバインバイン♪(”ω”)

マシノワのサザラギ機関首領ギジリは
『霊炎刀アメノホアカリ』を使う剣術の他に魔術を使っていた…と書いてあったのですが、これは本当のことなのでしょうか?
――蛇が描かれた魔法陣だった――そう書かれていました。
魔術を使う私にはやはり知っておくべきではないのかと思ったので
ニョア殿が知っている範囲で教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
(魔道士雪巳より)


ギジリに関する謎は後に明らかになって行くと思うが
確かに彼は魔術の類を使っていたみたいである。
この術は君達の国で”陰陽術”と呼ばれるものに近いようで
詳細は不明だが、この術を使うものはサザラギ機関に数名いたそうである。
その中でもギジリの術はずば抜けて強力であり、その力で多くの者が屈服していったと古い文献には記されているにゃ。

では、今回はこの辺でさらばにゃ!



――――――――――――ニョアの手記 86 ――――――――――――

(2010.06.16)


The Epic of Zektbach -FRAGMENTS OF ARIA TE'LARIA-

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